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【 光学的血糖値測定システムと人工膵臓 】

さらに、近い将来、インスリンの不足を機械が勝手に察知して、血糖値をコントロールしてくれるシステムが開発されようとしています。そして、再生医療などのバイオ技術を利用した人工膵臓技術にも注目が集まっています。
自分で血糖値のコントロールをする必要が無くなる時代が来るかもしれませんね。

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■ グルコウォッチを知っていますか?
無痛自己血糖測定器の話題を取り上げましたが、アメリカで既に製品化されている測定器である「グルコウォッチ」について触れておきましょう。
右の写真のように腕時計型のこの血糖測定器はもちろん無痛、採血を必要とせず、微電流を流すことによって血糖値を測ることができます。一度セットすると20分ごとに測定し、血糖値に異常があればアラームで知らせてくれるという優れものです。食事や運動での血糖値の変化を簡単に知ることが出来てとても便利な測定器といえます。FDAに認可されています。

■ 体内埋込型インスリン注入システム
大学や企業が協力して開発しているインスリン注入システムがあります。マイクロマシン技術で人工臓器などを手がける日機装とテルモ、松下電工などが開発中のこのシステムは、これまでに見てきた光学的血糖値測定を応用して、24時間血糖値を測定しながら、血糖値に応じたインスリンを自動的に注入していくというものです。これが完成すれば、自分で血糖を測る必要や管理する必要がなくなりますから、糖尿病の人にとっては夢のような話です。
安全性や精度の向上、センサの小型化などの課題がありますが、2010年頃には身近な存在になっているかもしれません。

■ バイオ人工膵臓の研究
機能障害や機能不全に陥った体の一部分を再生する、または、人工物と組み合わせて生体機能を再生するバイオ技術が研究されています。
右図の写真は、正常なインスリン産生細胞(膵島細胞)をミクロカプセル内に入れて作ったバイオ人工膵臓。 インスリンを作れない患者の体内に埋め込むと、この人工膵臓がインスリンを作り出し、血液中の糖濃度を調節することができるようになるそうです。
動物実験の段階のものが殆どですが、いづれ実現することでしょう。
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■ まとめ&関連ページ
今回見てきたように、技術の進歩とともに糖尿病を管理していくことは容易になっていくことでしょう。でも、どんなに技術が進んでも健康的な食生活や運動を心がけることが、健康の第一歩であることには変わりません。夢のような技術の実現を待ちながら、しっかり現在の自己管理を行っていきましょう。
<関連サイト>
グルコウォッチ 米シグナス社のサイト関連情報AllAboutJapan
体内埋込型インスリン注入システム 日機装関連ページテルモ松下電工
バイオ人工膵臓 京都大学再生医科学研究所関連ページ京都大学組織修復材料学
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